大阪(北摂)茨木市
手作り石けん教室 ぶぶさぼん 山崎優子です。
先日、愛知県津島市にあるベジタリ菜さんへ
ローゼル摘みに行ってきました。
ローゼルとはガクの部分がハイビスカスティーとして流通している
アオイ科の植物です。
フラワーアレンジメントではベニアオイですね。
こちらの畑ではローゼルを2メートル間隔で植えられているそうですが、
歩くのもやっとなくらいのびのび育っていて、
ローゼルは茎も繊維質、葉も長くて意外とタフな印象でした。
私たちが訪れたときはオフシーズン前でちょうど完熟のとき。
少し前に収穫されたものと比べるとお味が芳醇でした。
実も茎の色も落ち着いた深い赤色ですが
少しだけ残っていたお花は、淡いピンク色でとってもキュート♡
ベジタリ菜の杉山さんは、この元気なローゼルを育てるために
除草剤などを一切使わず、夏場はひたすら雑草を刈っているそうです。
安心で安全な食べ物を作るのはご苦労も多いですね。
(私たちが連れて行っていただいた畑はほんの一部です)
私はそんなご苦労をこの時は知らず(笑)、たくさん実を摘ませていただきました。
ありがたいことです!
・・・
袋いっぱいのローゼルに満足しながら
次は近くのカフェへランチに連れて行っていただきました。
なんでもローゼルランチが食べられるとか・・・わくわく
キッチンリエゾン→☆☆☆
店内に入るといいにおい♪
目立つどころに食材の説明がありました。
なんて美しい!かんぱーい!
ローゼルのジンジャーエール、さわやかなお味です。
さつまいものポタージュ、ローゼルのアクセントから始まり、
やわらかい鶏もも肉にローゼルと柿の甘酸っぱいソース、
銀杏のピラフやアボカドとあえたブルスケッタなど
どれもこれもローゼルが地元の旬の食材と効果的に使われていておいしい!
デザートもかわいくておいしくて、テンションMAXです(≧▽≦)
・・・
おいしいランチをいただきながら、
農業女子杉山さんがここまでに至る経緯をぽつりぽつりと
お話しくださいました。
はじめは実さえつかなかったこと、
安心して食せるよう無農薬で育てるがゆえに日々追われる雑草の処理、
やっと収穫できた実の使い道は?
膨大な実の下処理は?
地域の方々とどのように共存されているのか?
育てるだけでも大変なのに、ローゼルを魅力ある商品に変身させたり、
販路を開拓したり、と
そのお話にぐぐっと引き寄せられていきました。
ただこんなにすごいことをされているのに杉山さんは
「まわりをまきこんじゃって(笑)」とどこまでも謙虚。
何事も一生懸命取り組んでおられるので、
きっとまわりの方々は杉山さんの力になりたい!と
自然に思うのだろうなと想像しました。
とてもよい旅。
今回素敵な機会を与えて下さったいづみさん、
ご一緒いただいたちえこさん、
とても楽しかった!ありがとうございました。
ベジタリ菜 杉山尚美さん →☆☆☆
名古屋市緑区wakaba手作り石けん教室 小川いづみさん →☆☆☆
横浜芹が谷石けん教室Botanical Shower 武広千恵子さん →☆☆☆